執筆:伊藤 マルセロ(株式会社MIRAI SEEDS 代表取締役社長) | 公開日: | 最終更新:
ブラジル・ミナスジェライス州に位置するグアリロバ農園(Fazenda Guariroba)は、世界最高峰のコーヒー品評会「Cup of Excellence(COE)」で優勝実績を持つ、スペシャルティコーヒー界のトップ農園です。Mirai Seedsは、この農園と直接取引(ダイレクトトレード)を結び、日本市場に最高品質のコーヒー生豆をお届けしています。

グアリロバ農園の基本情報
| 項目 |
詳細 |
| 農園名 |
Fazenda Guariroba(グアリロバ農園) |
| 所在地 |
ブラジル・ミナスジェライス州 カンポダスベルテンテス地区 |
| 標高 |
1,100m |
| 農園面積 |
約200ヘクタール(コーヒー栽培面積) |
| 主要品種 |
イエローブルボン、レッドカトゥアイ、イエローカトゥアイ、アラーラほか |
| 精製方法 |
ナチュラル、ウォッシュド、アナエロビック、カーボニックマセレーションほか |
| 品質管理 |
CQI認定Qグレーダー常駐 |
テロワール|ミナスジェライス州カンポダスベルテンテス地区が生み出す品質
グアリロバ農園が位置するブラジル・カンポダスベルテンテス地区は、コーヒー栽培に理想的な自然条件を備えています。標高1,100mの高原地帯は、昼夜の寒暖差が大きく、コーヒーチェリーがゆっくりと成熟するため、糖度が高く風味の複雑さが増します。また、乾季と雨季がはっきり分かれた熱帯サバンナ気候は、収穫タイミングの管理を容易にし、安定した品質の確保に貢献しています。 豊かな赤土(ラトソル)の土壌はミネラル分を豊富に含み、コーヒーの木に理想的な栄養環境を提供します。この土地が持つ自然の力こそが、グアリロバ農園のコーヒーが持つチョコレートやキャラメルの豊かな甘み、そしてクリーンな後味の源です。
Qグレーダー常駐による品質保証
グアリロバ農園の最大の強みのひとつが、CQI(Coffee Quality Institute)認定Qグレーダーのウェンデル・ペイショット氏が農園に常駐していることです。Qグレーダーとは、国際的なコーヒー品質評価の最高資格を持つプロフェッショナルで、厳格な試験に合格した者だけが認定されます。 ウェンデル氏は収穫から精製、乾燥、保管に至るすべての工程を監督し、全ロットのカッピング評価を実施しています。この体制により、グアリロバ農園のコーヒーは一貫して高いスコアを維持しており、Mirai Seedsを通じてお届けするすべての生豆は、Qグレーダーによる品質保証付きです。
Cup of Excellence(COE)優勝農園としての実績
Cup of Excellence(COE)は、世界各地で開催されるコーヒーの国際品評会であり、スペシャルティコーヒー業界において最も権威ある評価の場とされています。入賞するためには、複数ラウンドにわたる厳格なカッピング審査をクリアし、通常85点以上の高スコアを獲得する必要があります。 グアリロバ農園はこのCOEで優勝実績を持つ農園であり、世界のトップバイヤーや焙煎者から高い評価を受け続けています。この実績は、農園の栽培技術・精製技術・品質管理体制の卓越さを証明するものです。
革新的な精製プロセスへの挑戦
グアリロバ農園では、伝統的なナチュラル・ウォッシュドに加え、最先端の精製技術を積極的に導入しています。カーボニックマセレーション(ワイン醸造から着想を得た発酵手法)やダブルアナエロビック(2段階嫌気性発酵)、低温スローファーメンテーション、さらには農園独自のルートエアロビックプロセスなど、風味の可能性を極限まで追求する姿勢が同農園を特別な存在にしています。 近年では、コーヒーチェリーをパッションフルーツやライチなどと共発酵させる「コファーメンテーション」も導入。世界のコーヒーシーンをリードする革新が、この農園から生まれ続けています。
ダイレクトトレードによる透明な関係
Mirai Seedsはグアリロバ農園と直接取引(ダイレクトトレード)を締結しており、中間業者を介さない最短ルートで生豆を輸入しています。これにより、農園への適正な対価の支払い、最高の鮮度での生豆供給、そして完全なトレーサビリティを実現しています。 すべての商品には農園名・品種・精製方法・収穫年度・カッピングスコアが明記されており、焙煎事業者の皆様が安心して仕入れ・販売できる体制を整えています。
グアリロバ農園のコーヒーを試してみませんか?
Mirai Seedsでは、グアリロバ農園のスペシャルティコーヒー生豆を10kgから小口でご注文いただけます。また、無料サンプルもご用意しておりますので、まずは焙煎テストからお試しください。 無料サンプルを申し込む | 商品一覧を見る
執筆者:伊藤 マルセロ(Marcelo Ito)
株式会社MIRAI SEEDS 代表取締役社長
ブラジル生まれ。19歳で来日し、2018年に株式会社MIRAI SEEDSを設立。ブラジル・ミナスジェライス州 Fazenda Guariroba(グアリロバ農園)の日本・アジアのオフィシャルパートナーとして、スペシャルティコーヒー生豆の直輸入と卸売を行う。日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)、Brazilian Specialty Coffee Association(BSCA)会員。