説明
◆ロット詳細(Lot Details)
ロット:GA-2026-05 GEISHA
品種:GEISHA(ゲイシャ)
プロセス:Natural Anaerobic Fermentation(ナチュラル・アナエロビック・ファーメンテーション)
精製方法:Natural – Intermittent Drying, 40 days(ナチュラル間欠乾燥)
スクリーンサイズ:15up
水分値:未測定
入港:27年1月予定
◆GEISHA(ゲイシャ)

世界が認めるゲイシャ種
世界で最も評価の高いスペシャルティコーヒーのひとつ、ゲイシャ種。独特で繊細な香味により、世界中のコーヒー愛好家を魅了し続けています。
樹高が高く収量が少ないこの品種は、栽培に高度な技術と丁寧な管理が求められます。そのため生産量は限られ、希少性の高さも大きな魅力です。グアリロバ農園では、約4年前にガブリエル氏が高品質なゲイシャ種と出会い、生産をスタートしました。
香りと味わいこそがゲイシャ種の真骨頂。グアリロバ・ゲイシャは、ブラジル高地ならではのテロワールと品種由来の特性が絶妙に融合しています。ジャスミンやラベンダー、トロピカルフルーツを思わせる華やかな香りに、マイルドなハニーの甘みが調和。滑らかでクリーンな後味が口の中に広がり、他では味わえない独特のフレーバーは、世界中のコーヒーバイヤーを魅了します。
◆Selective Hand Pick(セレクティブ・ハンドピック)

完熟果実のみを選び抜く、精緻な手摘み工程。
セレクティブ・ハンドピック方式は、熟度の高いチェリーだけを選別して収穫する伝統的かつ重要な手法です。
この工程により、糖度の高い果実を効率的に収穫できるため、結果として甘みが際立ち、豊かな風味を持つコーヒーが生まれます。
チェリーの選別は、コーヒーの品質を大きく左右する最も繊細なプロセスのひとつです。
完熟果実だけを見極めるためには、色調のわずかな違いを判断する高度な観察眼が求められます。
グアリロバ農園では、この工程を色彩識別に優れた女性チームが担当しています。
彼女たちの確かな目と感性が、一粒一粒のチェリーの熟度を正確に見極め、香り高く、味わい深いコーヒーづくりを支えています。
◆Natural Anaerobic Fermentation(ナチュラル・アナエロビック・ファーメンテーション)

Anaerobic Fermentation Bioreactor
テロワールの再定義。 科学的アプローチで風味を「設計」する、グアリロバ農園の嫌気性発酵ゲイシャ。
発酵がもたらす風味の創造
使用するのは、グアリロバ農園内で採取された自然由来の微生物(酵母・乳酸菌)のみ。密閉バイオリアクター内で、農園のテロワールそのものを反映する微生物群が、ゲイシャ種の持つポテンシャルを未踏の領域へと引き上げます。
その結果は、アロマとテイストに明確に表れます。 ゲイシャ特有のジャスミンやラベンダーの華やかなアロマ。トロピカルフルーツを思わせる複雑な果実味。そして、このプロセスが生み出すマイルドなハニーの甘みと、上質な乳酸を連想させる滑らかなMouthfeel(質感)。
◆Intermittent Drying|間欠乾燥

時間をかけるのは、乾燥を急がず、コーヒーが本来持つ品質と風味を最大限に引き出すため。
Intermittent Dryingは、乾燥と休止を計画的に繰り返しながら、コーヒー豆の水分を段階的に調整する乾燥プロセスです。
一般的な連続乾燥とは異なり、乾燥の途中に意図的な休止時間を設けることで、豆の表面と内部に生じる水分の差を緩和し、より均一で穏やかな乾燥を目指します。
コーヒーの乾燥は、単に水分を取り除く作業ではありません。乾燥中の温度や水分変化は、豆の細胞構造や、焙煎後の香り・味わいを形成する糖類、有機酸、アミノ酸などの成分にも影響します。
そのため、乾燥速度だけを優先すると、過度な熱負荷や急激な水分変化によって品質を損なう可能性があります。
Intermittent Dryingは、あえて乾燥を止める時間を設けることで、こうした負荷をコントロールし、繊細な香味特性を守ろうとする技術です。
適切な管理によって、フルーティーな香り、明瞭な酸質、心地よい甘さといった、コーヒー本来の個性を損なわず、クリーンでバランスの良いカップ品質へとつなげることが期待されています。
◆精選・選別・水分値調整(Processing, Sorting & Moisture Control)

徹底した品質管理と一貫したカップクオリティを実現する最終工程。
物理的な選別工程では、比重選別・スクリーン選別・光学式選別を順に行い、不純物や欠点豆を除去。
その後、最終水分調整工程にて、倉庫内で一定期間安定化させながら含水率を目標値の10.5%に精密調整します。
この徹底した工程管理により、カップの透明感と一貫性が高く保たれ、グアリロバ農園のコーヒーが持つ
明瞭な風味と安定した品質が確実に実現されます。
すべての精選・選別・乾燥工程を終えた後、グアリロバ農園ではカップクオリティ検査を実施します。
Q-Graderによるカッピングを通して、香り、酸味、甘み、ボディ、後味といった複数の指標を評価。
ロット全体の一貫性や、品種固有のフレーバープロファイルが正確に再現されているかを確認します。
◆認証(Certification)
グアリロバ農園は、環境保護・地域社会支援・持続可能な農業における取り組みが高く評価されている優秀な農園です。
主な認証は以下のとおりです:
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Rainforest Alliance / UTZ 認証(2011 年取得、毎年更新)
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Certifica Minas Café(ミナス州政府認証プログラム)
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Carbon Negative(GRON, 2022 年取得、毎年更新)

グアリロバ農園の品質は国内外で高く評価されており、Cup of Excellence(COE)2016 Brazil Naturalsで見事1位を受賞。2018年には、Brazil Pulped Naturalsで8位、2019年のCOEではNational Winnerを受賞など、数々の国際的なコンペティションでその品質が認められています。

◆グアリロバ農園歴史・データ
19世紀創業のグアリロバ農園は、5代にわたり受け継がれる名門農園。ミナスジェライス州カンポ・ダス・ベルテンテス地区(GI認定産地)で、伝統と革新を融合させたスペシャルティコーヒー生産を行う。カーボニック・マセレーションやアナエロビックなど先進的発酵技術を導入し、テロワールを生かした高品質なコーヒーを世界へ届けている。
