説明
◆ロット詳細(Lot Details)
ロット:CO-2025-D LEMON BALM(レモンバーム)
品種: Yellow Catucai(イエローカトゥカイ)
プロセス:Co-fermented(コ・ファーメンテッド)
精製方法:Natural Sundried
スクリーンサイズ:15up
水分値:10.9%
入港:2026/03
◆YELLOW CATUCAI(イエロー・カトゥカイ)

ブラジルが生んだ、安定と品質を誇る優良品種ブラジルで広く栽培されているアラビカ種の優良品種です。 「イカトゥ種」と「カトゥアイ種」の自然交配によって誕生し、1985年から育成が始まりました。
高い生産性と病害への強さを兼ね備えているだけでなく、実の成熟が均一で収穫しやすいのが大きな特徴です。 これにより、精選(加工)後の品質が安定しやすく、スペシャルティコーヒーの生産にも理想的な品種とされています。
◆Mechanical Harvesting(メカニカル・ハーベスティング)

グアリロバ農園では、高性能な機械収穫(Mechanical Harvesting)を導入し、熟度の高いチェリーを中心に丁寧に摘み取ります。高精度な機械と熟練の管理によって、糖度24.0ブリックス以上の完熟果実を効率よく収穫。これにより、果実本来の甘みが際立ち、風味豊かでクリーンな味わいを実現しています。機械化と品質へのこだわりを両立させた、グアリロバならではの精密な収穫技術です。
◆Guariroba’s Co-Fermentation Process(グアリロバ農園独自開発のコ・ファーメンテーション・プロセス)

高い生産性と病害安全性と創造性を両立した、ガブリエル氏の新しい挑戦
グアリロバ農園のガブリエル氏は、もともとフルーツなどの添加物を用いた発酵(コ・ファーメンテーション)に対して、慎重な姿勢を持っていました。その理由は、外部素材に含まれる微生物を完全に管理することが難しく、衛生上のリスクや意図しない発酵・腐敗による品質低下、さらには健康被害の可能性を懸念していたためです。
しかし、発酵の可能性を追求し続ける中で、ガブリエル氏は安全性と品質を両立させるための独自のコ・ファーメンテーション手法を考案しました。その最大の工夫は、添加物(フレーバーを生み出す素材)を発酵に加える前に、きれいな水で一度沸騰させること。 沸騰によって不要なバクテリアや微生物を完全に除菌し、発酵過程を衛生的かつ正確にコントロールすることが可能になりました。
こうして生まれたグアリロバ流のコ・ファーメンテーションロットは、自然な香味の中に、繊細でありながら印象的なフレーバーが調和した、これまでにない味わいを表現しています。
ガブリエル氏の探究心と情熱が生み出した、新しい発酵のかたち。
◆Natural Sundry Lado a Lado(ナチュラル・サンドライ・ラード・ア・ラード)

Lado a Lado(ラド・ア・ラド)プロセスは天日乾燥における重要工程です。
1日8~10回の攪拌作業でチェリーを太陽に向けて層を形成し、影の発生を最小化。均一な乾燥により、過発酵やムラを防ぎつつ豆本来の甘みと香りを最大限に引き出します。
結果として透明感のあるクリーンカップを実現し、品種特性やテロワール由来の個性が鮮明に表現されます。丁寧な乾燥工程により、安定した高品質と豊かな味わいを備えたナチュラルサンドライコーヒーが完成します。
◆精選・選別・水分値調整(Processing, Sorting & Moisture Control)

徹底した品質管理と一貫したカップクオリティを実現する最終工程。
物理的な選別工程では、比重選別・スクリーン選別・光学式選別を順に行い、不純物や欠点豆を除去。
その後、最終水分調整工程にて、倉庫内で一定期間安定化させながら含水率を目標値の10.5%に精密調整します。
この徹底した工程管理により、カップの透明感と一貫性が高く保たれ、グアリロバ農園のコーヒーが持つ
明瞭な風味と安定した品質が確実に実現されます。
すべての精選・選別・乾燥工程を終えた後、グアリロバ農園ではカップクオリティ検査を実施します。
Q-Graderによるカッピングを通して、香り、酸味、甘み、ボディ、後味といった複数の指標を評価。
ロット全体の一貫性や、品種固有のフレーバープロファイルが正確に再現されているかを確認します。
◆認証(Certification)

グアリロバ農園は、環境保護・地域社会支援・持続可能な農業における取り組みが高く評価されている優秀な農園です。
主な認証は以下のとおりです:
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Rainforest Alliance / UTZ 認証(2011 年取得、毎年更新)
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Certifica Minas Café(ミナス州政府認証プログラム)
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Carbon Negative(GRON, 2022 年取得、毎年更新)
◆受賞歴園 (Awards)

グアリロバ農園の品質は国内外で高く評価されており、Cup of Excellence(COE)2016 Brazil Naturalsで見事1位を受賞。2018年には、Brazil Pulped Naturalsで8位、2019年のCOEではNational Winnerを受賞など、数々の国際的なコンペティションでその品質が認められています。
◆グアリロバ農園歴史・データ

19世紀創業のグアリロバ農園は、5代にわたり受け継がれる名門農園。ミナスジェライス州カンポ・ダス・ベルテンテス地区(GI認定産地)で、伝統と革新を融合させたスペシャルティコーヒー生産を行う。カーボニック・マセレーションやアナエロビックなど先進的発酵技術を導入し、テロワールを生かした高品質なコーヒーを世界へ届けている。